Mednafen 0.9.33.2 がリリースされました、今回はマイナーバグ修正版ということで大きな更新はなさそうですね。しかし現在のMacのコンパイラ(clang-503.0.38)では、途中でエラーになったり起動してもキーを押した途端に落ちたりと、もはやゲームになりません。
そこで何気に Mednafen に付属されている「README」を読んでみると『gcc 4.2.x では厄介なコード生成バグがあり、gcc 4.7.x 以降を使うことを推薦します』と書かれてありました。…仕方がないので GCC 4.7 を導入することにしました。
以下のサイトからMacOSX用にビルドされた GCC 4.7.2 パッケージをダウンロードします
【Mac GCC 4.7.2】 https://www.litebeam.net/macosx/macosx/gcc.html
パッケージをインストールします(/usr/gcc-4.7.2 フォルダにコピーされる)
mednafen のコンフィグ時に gcc-4.7 を指定
./configure --build=x86_64-apple-darwin`uname -r` CC=/usr/gcc-4.7.2/bin/gcc-4.7 CPP=/usr/gcc-4.7.2/bin/cpp-4.7 CXX=/usr/gcc-4.7.2/bin/c++-4.7
これで無事コンパイルできました、snesもしっかりと動作しています。これでやっとランチャーの動作チェックができます。(=_=;
Mednafenの更新内容は以下の通りです。
これはもう一つのプライマリマイナーバグ修正リビジョンです。 64bit Windowsビルドは実験的と考えるべきである(なので、もし問題がある場合はバグレポートを送ってください)。
v0.9.33.2 変更点
2014年3月24日:
PSX:小さなMDECエミュレーションのバグを修正。シムシティ2000 の起動時のハングを修正
2014年3月17日:
・コマ送りおよび実行された “通常のコマンドキー/ホットキー” の評価順は、現在シングルプレスの “pause/unpauseキー” の派生を可能にするために、我々はコマ送りモードに入っているかどうかに基づいています(一つのキーに両方の機能をマッピングしているユーザーに生じます)
2014年3月15日:
・mathライブラリ関数 log2() のシャドーイングを避けるために mpcdecコードで log2 LUT 配列の名前を変更
NES: 見えない VS Unisystem DIPスイッチの位置表示(F6キーを介してアクセス)の問題を修正
PCE:壊れたMCGenjinサポートを修正
2014年3月13日:
CDPLAY:メモリとCPUの使用量を減らすために、可視化コードを調整
2014年3月11日:
Lynx:マイナーコードのクリーンアップ