Archive for 2012年1月

Mednafen 0.9.19 WIP をコンパイル

1月 31st, 2012

 Mednafen 0.9.19 WIP がリリースされました。今回のバージョンは configure.ac を書き換えたり、configure で --build=x86_64-apple-darwin10.0.0 を指定しなくても普通にコンパイルできるようになりました。PSのエミュレーションもデフォルトで有効になっています。早速起動してみたところ、50fpsしか出ていなかったSFCが60fps出るように、あとPSが実用的なスピードで動作しました。 詳しい更新内容は以下の通りです。

 
このリリースで特に注目すべきエンドユーザーに見える変更点:
- PSXエミュレーションを改善。
- ゲームボーイのシステムタイプ選択(しかしながら完全にDMGゲームでCGBを選択する場合のために実装されていません)。
- NESエミュレーションでは、iNESマッパー69の拡張サウンドエミュレーション精度が向上。
- 最近のデスクトップPCセットアップでより意味をなすデフォルトのビデオ設定。
- <system>.videoip 設定の新しい値を経由してピクセルシェーダを使用することなく一つの軸のみで補間するための実験的なサポート。
- 新しいピクセルシェーダ “autoip” と “autoipsharper”、そして異なるアルゴリズムの “ipsharper”、”ipxnotysharper”、”ipynotxsharper”。
- 新しいビデオストレッチモード “aspect_int” と “aspect_mult2″。
- 強制的に単純なvsyncを無効化できるよう “video.glvsync” 設定の意味論を変更。
- 新しい設定 “video.blit_timesync” を追加、そしてこれは警告ですが、最高1フレームでビデオ遅延を減らすために0をセットすることができます。
- サポートされている全てのエミュレートシステムで画面回転をサポート、そして回転ボタンを”F8″から”ALT+O”に再配置。
- サウンド出力レートの最大サポートを1048576Hzに増加。
- Win32ビルドは現在 gcc 4.5.4-prerelease(パフォーマンスを下げる可能性のあるメモリ配置の問題を回避するため、当分の間フラグ -mstackrealign 付き)でコンパイルされます。

次の設定は意味論および許容値を変更しました:
- <system>.pixshader
- <system>.stretch
- sound.rate
- video.glvsync
- 様々なPSXの設定。

次の設定が追加されました:
- gb.system_type
- video.blit_timesync
- wswan.language
- 様々なPSXの設定。

次の設定は名前が変更されました:
- command.rotatescreen – > command.rotate_screen

次の設定が削除されました:
- cdrom.lec_eval

 
Link 【Mednafen Forum: Development

SDL 1.2.15 リリース

1月 30th, 2012


 
 SDL 1.2.15 がいつの間にやらリリースされていました、前回のバージョンから2年3ヶ月ぶりの更新ですね。MacOSX関係では10.7上でのビルドや動作が修正されていました、これによりSDLを使用したエミュレータでフルスクリーンモードがおかしくなる不具合が直ったようです。他にも SDL_image 1.2.12 / SDL_ttf 2.0.11 / SDL_net 1.2.8 / SDL_mixer 1.2.12 などのライブラリも更新されています。 詳しい更新内容は以下の通りです。

 
SDL 1.2.15 Release Notes
SDL 1.2.15 は、小さなバグ修正リリースです。

一般的な注意事項

CPU info ルーチンでアセンブリーレジスターが上書き破壊されるのを修正。
大きなイメージに対してStretch Blitを使用する時のメモリーストンプを修正。
オーバーラップ・ブリッツによるピクセル化けを修正。
SDL_JOYSTICK_DEVICE は、ジョイスティックデバイスをコロンで区切ったリストにできます。
MMX blitters が最近のコンパイラー上でコンパイルできないので無効にしました。

Unixの注意事項

新しいLinuxカーネル上でジョイスティックコードがクラッシュする問題を修正。
6チャンネル出力でのALSAターゲットのチャンネルスウィズリングを修正。
OpenGLのGLX_EXT_swap_control 機能が利用可能なら使用する。
デスクトップの再構成が発生するため、XRandR サポートはデフォルトで無効になります。それは環境変数 SDL_VIDEO_X11_XRANDR=1 、あるいはこのパッチを適用して有効にすることができます:(http://hg.libsdl.org/SDL/raw-rev/8ec3036098df)

Windowsの注意事項

SDL_GL_ACCELERATED_VISUAL 処理を修正。
Alt-Tab によるアプリケーションステートを修正。
Direct X コードの臨時用のクラッシュ処理 WM_ACTIVATEAPP を修正。
ロシア文字のUTF-8デコーディングを修正。

Mac OS Xの注意事項

Mac OS X10.7 (Lion)上でのビルドと動作を修正。

 
Link 【Simple DirectMedia Layer

NekoLauncher openMSX v1.4 リリース

1月 27th, 2012

 openMSX 0.8.2 に対応した NekoLauncher openMSX v1.4 をリリースしました。取り敢えずこれでOSX10.4〜10.6のサポートを打ち切り、次のバージョンでOSX10.7専用にする予定です。更新内容は以下の通りです、何か不具合などありましたらお知らせ下さい。

 
2012/1/27 (Ver 1.4)
・openMSX 0.8.2 に対応。
・<default>のMachineを返信する処理を追加。
・ランチャー「Session」タブの Machines : に を追加。
・ランチャー「Drive」タブの H-stretch : にオプションメニューを追加。
・メニューの「View」と「Window」の内容を整理。
・メニューの「File」に New Machine を追加。
・メニューに「Utility」を追加。
・メニューに「Utility」に Machine list、Extension list、ROMType list を追加。
・openMSXからのH-stretch値の変更をランチャーに反映。
・openMSXからのCassette値の変更をランチャーに反映。
・openMSX起動中にランチャーからMachineを変更した場合、アラートを表示。
・Machine window の Newボタン(create_machine)をモーダルタイプから通常ウインドウに変更。
・Machine 追加・切り替え時のMachineポップメニュー処理を修正。
・ROMマッパーに「Dooly (Baby Dinosaur Dooly)」を追加。
・コマンド引数の処理を効率化。
・コマンド引数に「-replay」「-savestate」を追加。
・コマンド引数「-cda」が正しく設定されていなかった問題を修正。
・Extended slots 用のチェックフラグを追加。
・Helpウインドウの内容を少し修正。
・System info パーサーを少し修正。
・horizontal stretch のデフォルトを280に変更。
・Machineに 「osted_MSX2+_JP」「Sony_HB-G900P」を追加。
・Extensionに「Lascom_Kanji」「Sony_HBI-232」を追加。
・RomTypeに「Manbow2_2」「HamarajaNight」を追加。
・コマンド record_channels all を追加。
・コマンド umr_callback のデフォルト値を修正。
・Preferences「Debug」タブに VDP command callback を追加。
・Preferences の一部のフォーカスリングを削除。
・Preferences の一部のテキストフィールドを Sent on Enter Only に変更。
・インストーラー処理を改良。

Link 【Softwareページ

openMSX 0.8.2 リリース

1月 26th, 2012


 
 MSXエミュレータ openMSX 0.8.2 がリリースされました。『openMSX 0.8.2 -Small Guy- は主に多くのバグを修正し多数の小さな機能と改良を加えます。openMSX と一緒に Catapult の最新バージョン、私たちのユーザーフレンドリーなGUIがリリースされました。詳細についてはリリースノートを読んでください。』 ーとの事、更新内容は以下の通りです。

 
Release Notes for openMSX 0.8.2 (2012-01-25)
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これは主に幾つかの小さな改善とバグ修正のリリースです。
ここに全ての注目すべきリストがあります:

MSXのデバイスのサポート:
・バグ修正:
– (リグレッション)screen 7/8 のスプライトカラー(例えば IKARI で見られる)
– VDPエミュレーションのバグ、Psycho World の3×3パワーアップマトリクスに表示されていたもの
– NOPリアルモーション使用時の Y8950(MSX- AUDIO)
– MoonSound FM4op モード
– YM2151のクラッシュ(YAMAHA CX5M)
– 熱闘野球のサンプルの再生
– 既存のMSXマシン構成における幾つかの小さな問題
・精度の改善:
– MSX-MUSIC (YM2413 (Okazaki)):実装はSETTLE(またはDUMP)の段階
– MoonSound (YMF278):x-tal 周波数とその他の幾つかの詳細を修正
– GFX9000:レジスタ調整設定に基本的なサポートを追加
・ダミーの「ラスコム漢字ROMカートリッジ」実装を含む「ラスコムメイト中学校数学LD」を実行することができる幾つかのレーザーディスク機能のサポートを追加
・以下のマッパータイプのエミュレーションを追加:
– Baby Dinosaur Dooly
– Manbow 2, 2ndリリース
– Best of Hamaraja Night
・MSX RS-232C用のメモリベースI/Oエミュレーションを追加、可能な限りSony HBI-232のエミュレーションを行います。
・Sony HB- F9S と Sony HB- G900P マシンを追加
・JoyMegaのサポートを追加:6つボタンのメガドライブパッド

新規、または改善されたエミュレータの特徴:
・ビデオ出力:
– 高速レーザーディスクレンダリング
– SDLレンダラに水平ストレッチを追加(例えばDingoo上で便利)
 水平ストレッチがデフォルトで有効になっている為、SDLのレンダラを使用する場合openmsxのCPU使用率が以前より高くなります。それを無効にするには horizontal_stretch を320に設定してください、若干のパフォーマンスが得られます。(ただし画面のアスペクト比はそれほど正確ではありません)
・サウンド生成:
– EmuTime にサウンドを同期(例えばリアルモーションとTRAXプレーヤーでサンプル再生を大幅に向上)
– libaoベースの新しいサウンドドライバを追加
– blipリサンプラの音質を修正
・MSX開発者向けの機能:
– vdpcmdinprogress_callback 設定を追加。VDPコマンドエンジンのレジスタへの書き込みが検知される場合、進行中のVDPコマンドがまだある間にスクリプトを起動するために使用できます。
– step_backを使用したメモリ使用量の問題を修正(例えばデバッガ経由で)
– step_backの大幅なパフォーマンスの向上
– 時々あまりに遅く起動したトリガーウォッチポイントに関するバグを修正
・コマンドラインのオプション/サポート:
– 特別なスタートアップスクリプトとしての .tcl 拡張子の認識を追加
– gzipで再圧縮されたOMR/OMSファイルの認識を修正
– 起動時にリプレイをロード/表示するコマンドラインオプション ”-replay” を追加、またopenMSX上でそれらを表示する為にリプレイ (.OMR) のファイルドロップもサポート。
– 起動時にセーブステートをロードするコマンドラインオプション ”-savestate” を追加、またopenMSX上でそれらを表示する為にセーブステート (.OMS) のファイルドロップもサポート。
・OSDメニューの改善(ハンドヘルドユーザにとってとても便利です):
– コネクタのサブメニューを追加
– 動作中のテープのサポートを追加
– 水平方向のストレッチ設定のサポートを追加
・ジョイスティックのサポート:
– マニュアルの約束として、ジョイスティック軸のモーションイベントを確実に許可する
– 実際のジョイスティックサポートをもう少し柔軟に作成した:全ての軸を読み込む
・チャンネルレコーダー:
– soundlogs ディレクトリに記録する record_channels コマンドを修正
– record_channels で全サウンドチップの全てのチャンネルを記録するオプションを追加
・プラットフォーム固有の改良:
– MacOSX上でキャップスロックの動作を修正
– MacOSX用の仮想エンドポイントへのMIDI出力サポートを追加
・快適なマシン・コンフィグレーション:
– 新たな仮想マシンを追加:Panasonic FS-A1WSXベースの「Boosted MSX2+JP」
– 「Boosted MSX2 EN」に基本的なコンパイラを追加
・その他:
– Tcl 8.5を最大限に活用しパフォーマンスを向上させるために、全てのスクリプトをアップデートしました。(その過程でそれらをクリーンアップ)
– 幾つかのデバイスで使用される単一のROMイメージ(すなわち物質的(EP)ROMダンプ)を使うためのハードウェア構成XMLフォーマットのサポート。
– PageUp/ PageDownキーのリバースステップを速度設定に依存させる
– リバースバーは現在、レコーディング(赤)、リプレイの状態を表示します
– コンソールコマンド “about” は、現在の設定を見つけるためにも使用できます
– 64K ROMのマッパー検出を修正

ビルドシステム、パッケージング、ドキュメンテーション:
– Tcl 依存性を Tcl 8.5 にアップグレード
– サードパーティのライブラリをアップグレード
– libaoの随意的、付加的な依存性
– Clangコンパイラのサポートを追加
– Thumb2モードでARMインラインアセンブラルーチンのコンパイルを作成
– OpenDinguxにDinguxポートを移動:現在openMSXはOpenDingux用のみコンパイル
– リンク時の最適化を有効にする ltoフレイバーを追加

そしてもちろん、いつもの様々なバグ修正
 あなたは “doc/manual/index.html” から openMSXについてのHTMLマニュアルセットを見つけることができます。あなたがこれまでopenmsxを使用したことがない場合はこれを読んで確認してください、また新機能と変更された機能についても詳しく知ることができます。

既知の問題/注意事項:
- エミュレーションはまだ完璧ではありません。
 既知のバグは sourceforge.net のバグトラッカーを参照してください。
- 私たちはバージョン1.0.0に達するまで、ファイル形式は下位互換性のない方法で変更することができます。これは例えば 0.4.0 と 0.5.0 の間に起こりました。あなたがマシンROMデータベースのエントリー記述などを作成しているなら、これを覚えておいてください。もっとも私たちは少なくとも1つ下のリリースにおいて互換性が保てるよう努力します。openMSXがかなりの速度でまだ発展していることを覚えておいてください。
- openMSXは以下のオペレーティングシステムで動作する事が確認されます:Linux、Windows、Mac OS X、無料OSの一つ、OpenBSD、386BSD派生のOS。 x86、x86-64、PPC、ARM、MIPS、Sparc CPU系。その他のオペレーティングシステム(SDLが稼働するならどこでも)またはCPUで動作させるのは可能であるべきですが、ビルドシステムにいくつかの変更を必要とするかもしれません。もしあなたが新しいプラットホーム上でコンパイルしているなら、私たちがよりopenMSXの移植性を向上できるよう、あなたの経験を共有してください。(連絡先は下記を参照)
- あなたがエミュレートするopenMSX設定・MSXハードウェア・ソフトウェアによって、CPUとグラフィックス性能は大いに影響します。シンプルな設定なら200MHzのマシンでスムーズに動作しますが、複雑な設定の場合 2GHzマシンでも遅いです。パフォーマンス調整の情報については、セットアップガイドを見てください。

Link 【openMSX Home Page